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住宅ローンの審査が通らない理由と、通りやすくする為にできること

「家計のホームドクター®」、ファイナンシャルプランナーの高村です。

これまで数回にわたり、基本的な住宅ローンの種類や仕組みを説明してきました。
モデルルームを見学しながら情報収集し、住宅購入の予算がある程度固まってきたら、いよいよ住宅ローンの仮審査(事前審査)に進んでいきます。この仮審査をすることで住宅ローンの内容が具体的になってきます。

今回はこの審査を無事にクリアーする為の事前準備についてお伝えしていきます。

※「家計のホームドクター®」はNPO法人日本FP協会の登録商標です。




住宅ローンの審査について

住宅ローンを借りる為には当然のことながら審査に通らなければなりません。この審査ですが『仮審査(事前審査)』と『本審査(正式審査)』の2回に分けて行われるのが一般的です。
具体的に見ていきましょう。



仮審査(事前審査)

購入物件がある程度絞られてきた段階になると仮審査を受けることが可能になります。まだこの段階では概算の購入金額・総予算で大丈夫です。
この物件で、住宅ローンの借入が可能かどうかの目安をつけることが出来ます。
まだ仮審査の段階ですので正式な融資の承認ではありません。どのようなことが審査されるかというと

➀勤務先・勤続年数・勤務形態
②返済比率(返済負担率:年収に対し年間いくらの返済をするのか)
③今回申し込む住宅ローン以外の債務や返済履歴

以上の3点が各金融機関でほぼ共通している内容です。



仮審査の段階では返済可能かどうかを見ている

先ほどの3点から見ていることは、この住宅ローンが返済可能かどうかです。
収入に対して住宅ローン返済の負担は重過ぎないか・住宅ローン以外のローン(自動車ローンや教育ローンなど)はどれくらいあるのか等々です。仮審査の際には『個人情報の取扱に関する同意書』の提出を求められ、個人信用情報が確認されます。これには現在の『取引情報』『返済履歴情報』『照会記録情報』がでています。

この内容から、既存借入が多い場合には、希望借入金額が減額されたり、または既存借入の一括返済を条件にされたりする場合があります。


審査が通らない理由としては
➀返済比率オーバー(金融機関によって割合は変わってきます。例えばフラット35では年収400万円未満の場合30%以下・年収400万円以上の場合35%以下)
②既存借入が年収に対して多い(返済比率に関係しています)
③個人信用情報から延滞履歴や破産等が確認できたとき
④勤務年数が短い、転職歴が多い場合等(対応できる金融機関もあります)



融資を通りやすくするには

➀まずはしっかりとした資金計画を立てる
 返済期間・借入金額・金利の種類(変動・固定)・自己資金等、無理のない返済計画を立てることが第一

②自動車ローンやクレジットカードの分割払い等があれば事前に一括返済しておく
 (これは手元に残しておく資金の量を検討しながら対応して下さい)

③既存借入に関して、今後の支払いの延滞は厳禁
 (延滞履歴により借入不可になる可能性大)

④借入申込者単独では返済比率が高くなってしまう場合、配偶者等の収入を合算する
 (単に収入合算するのか連帯債務となるのかは要検討。住宅ローン減税等にも関係してきます)

⑤住宅ローンの融資実行までは新たなローンを借入れない。新たにクレジットカードで分割払いをしない
 (一括払いは大丈夫です)

⑥夫婦で住宅ローンを組む場合、産休・育児休暇中だと審査が通らない金融機関もある
 また、審査が通っても融資実行が職場復帰後となる金融機関があるので注意する




今回のまとめ

今回は住宅ローンの審査を通りやすくする為に出来ることを解説しました。希望の物件が購入できるかどうかの最初のステップです。
ここをまずクリアーしなければなりません。

住宅購入はライフプランを基にしっかりとした返済計画を立てた後に実行していくものです。その実行のお手伝いを私たちファイナンシャルプランナーが行っています。

住宅購入で何か知りたいこと・気になることがあれば、気軽に相談に来てみては如何ですか?

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高村 忠宏

ファイナンシャルプランナー

高村 忠宏(たかむら ただひろ)

相談者のライフプランをサポートすることをまず第一に考え、それを実現するためのコンサルティングを行っている。

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