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お金が貯まる家計簿~家計簿はなぜつけるのか?~

書店の家計簿コーナーには沢山の家計簿が並んでいます。キャラクター家計簿・レシピ付き家計簿・袋分け家計簿など、ざっと見ただけでも15種類以上。その中の「袋分け家計簿」は、私も以前つけたことがありましたが、2か月で挫折しました。

私が袋分けした内容は、食費・家賃・電気代・水道代・通信費・教育費・夫のお小遣い・自分のお小遣い・保険料・ガソリン代・レジャー費・交際費・貯金・・・などなど。

家計簿の付録で付いてきた可愛い袋だけでは足りず、茶封筒に次々とお金を振り分け、封筒だらけになった記憶があります。(笑)

そんな私ですが、今回は家計簿をテーマに少しお話したいと思います。




家計簿はなぜつけるの?その目的は?

家計簿をつけている方、これからつけようと思っている方、私のように以前つけていたけれど続かなかったという方、様々いらっしゃるかと思います。約7割の女性は家計簿をつけた経験はあるけれど挫折して続けられていないそうです。そもそも、家計簿はなぜつけるのでしょう?

「毎月の支出を知りたい」「ムダな支出を減らしたい」「貯金がしたい」など家計簿をつける理由はいろいろあります。


家計簿をつける最大の目的は「家計を把握すること」です。家計を把握することで、お金の流れが見えてきます。「今」そして「将来」をより豊かにする為に具体的なお金の準備がしやすくなります。

そこで、将来のお金のことが見えてくる、家計簿術をご紹介したいと思います。




お金が貯まる家計簿術

➀まずは家計の現状を把握しましょう。(4カ月間、収入と支出を細かくチェック!)家計簿をつける200pix.jpg

家計の内訳(食費・教育費・電気代・水道代・保険料・などなど)を細かく4カ月間継続して書き出し、ひと月に何にどのくらい支出があるかを把握しましょう。

そして4カ月間のデータを基に家計のムダや問題点を把握し改善していきます。【適正な支出額】を決定!


②次にライフプラン表を作成しましょう。(将来のお金の流れを確認!)

お子様の成長やライフイベントによって支出は変化します。これらは漠然とした金額ですが、ライフプラン表を作成することによって、家族が何歳の時にどれくらいの支出がかかるかなどの将来かかるお金が「見える化」できます。

そして今からどれくらい貯蓄していけばよいかが明確になります。【適正な貯蓄額】を決定!


③家計が把握できた後は、家計をざっくり管理していきましょう!
《ざっくり家計簿で【適正な支出額】と【適正な貯蓄額】の範囲でやりくり!》

以下のように【収入】が入ったら、まず【適正な貯蓄額】を先に貯蓄します。
残りは➀で決定した【適正な支出額】となります。
【収入】ー【適正な貯蓄額】=【適正な支出額】


*【適正な支出額】の範囲で家計をやりくりしていきます。
*食費・教育費・電気代・水道代・・・などの家計の支出の細かな記録は不要です。
 記録なしの簡単継続ができます。

*生活費・教育費など項目別に銀行口座を上手に利用すると管理もしやすいです。

*【適正な貯蓄額】で貯蓄がしやすいスマートな家計を目指せるようになります。

*ライフイベントの変化によって学費などの支出は必ず増えます。その節目には必ず家計全体の見直しをしましょう。




最後に

あなたはどちらのタイプのお金の使い方をしていますか?

Aタイプ・・・【収入】ー【使う】=(残りを)【貯蓄】

Bタイプ・・・【収入】ー【貯蓄】=(残りを)【使う】



一般的には、Bタイプの方がお金が貯まると言われています。
今回ご紹介した家計簿術は、Bタイプの考え方になってきます。
【適正な貯蓄額】での「先取り貯蓄」あなたの豊かな将来のために、是非実行しましょう!


「先取り貯蓄」をするためにも、将来のライフイベントにかかるお金を把握し、【適正な貯蓄額】を決定することが重要です。

今から準備をしてくために、ライフプラン表を作成することをお勧めします。私たちファイナンシャルプランナーがライフプラン作成・家計簿の作成支援サービスを行っています。

是非、ご相談ください。

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